
〜植物と共に〜 2004.11.3 放送分
11月になりました。今年は夏の暑さが長く続いたせいか植物の時間の感覚も少々、
おかしくなっているみたいですね。
うちのベランダには、沢山のハーブの鉢植えやプランターがあるのですが、通常は初夏から、9月末ごろまで花や葉を摘んで料理に使ったり、お茶にして飲んだり、お風呂に入れてハーブバスを楽しんだりと色々利用
することができるのですが、どういうわけか今年は、ミントも、レモンバームも、ローズマリーもラベンダーも、
ハーブというハーブが、ぜんぜん花をつけてくれませんでした。
植物を育てる楽しみの一つは、青々とした葉が元気に育ってくれる事と、やはり何といっても美しく、可愛らしい花をつけてくれる事です。色とりどりの花を毎日、目にすると心までウキウキするものです。
それが、にょきにょきと茎ばかり伸びて異常なほど背丈は成長するのに花がつかなくて、ちょっぴり淋しい
ガーデニングでした。
それがそれが、びっくり、今頃、11月になってラベンダーの花が咲き始めたのです。
夏にも、2つほど、つぼみが付き楽しみにしていたのに結局枯れてしまったから、
今年は無理か、ハズレ年かな〜 なんて思っていたら、なんと今頃、
かわいいパープルの花が次々と咲き始めました。
毎日、朝、見るたびに花の数も、つぼみの数も増えてゆきます。そうなると、なんだか
気になって1日に何度も何度も、花を見にいったり 雑草を抜いて、日の当たりやすい所
に移動させたり・・・細々と世話を焼くものです。
そんな事をしながら、ふと気づいたのですが、そういえば私、今年の夏は、ホームページの立ち上げや、
仕事などで結構、毎日バタバタしててハーブたちの事ちゃんと見てなかったな〜って。
よく、「上手なガーデニングの基本は、植物に語りかける事」といいますが、これって本当だって実感します。
語りかけ、心を配ればちゃんと花が咲くんですね。これは、人にも言えることですよね。
植物は私たちに栄養と酸素と、そして癒しを与えてくれます。この地球は、植物のお陰で
よいバランスが保てているといっても過言ではありません。
かわいいパープルの花を見つめながら、自然の大切さに今一度気づかされました。

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